地盤安心マップ®の使用方法
基本的な画面の見方
地盤安心マップ®はWEB上で住所を入力するだけで地盤の強弱をはじめとした様々な地盤情報を閲覧できるサービスです。
- ①地盤安心マップ®サイトにアクセスし、検索欄に調べたい住所を入力します。様々な場所が検索できます。
- ②地盤改良工事が不要な地点は「●」、地盤改良工事が必要な地点は「▲」で表示されます。
- ③右側のメニューをチェックすれば様々な地盤情報の重ね合わせが可能です。
- ④透過率変更スライダーで複数の情報を同時に確認することもできます。
地盤安心マップ®の活用
活用1航空写真などで地歴をチェック
活用2浦安は約80年前は海だった?!
現在
現在の浦安舞浜地区。緑枠の中がディズニーランドです。
約35年前
約35年前、首都高速湾岸線ができた頃の地形が確認できます。埋立地として整備され、未だ建造物が建てられていない区域も確認できます。
約80年前
旧版地形図を利用することで、どの地域が埋立地なのかを確認することができます。青く塗っているところはかつて海だった区域です。
活用3土砂災害危険箇所マップ広島県安佐南区近辺
2014年8月20日広島市における土石流災害の事例
裏手の山が土石流危険渓流、特に被害が甚大だったエリア(安佐南区八木3丁目・県営緑丘住宅付近)は土石流危険区域、山と被害エリアの境界部が急傾斜地崩壊危険箇所に指定。
地盤安心マップ上でも土砂災害危険箇所として情報化、閲覧が可能です。
活用42014年11月22日長野県神城断層地震の事例長野県北安曇群白馬村近辺
地震前の写真
地表に現れたとされる神城断層
※WEBより転載
神城断層…日本を東西に二分する大断層、「糸魚一静岡構造線断層帯(フォッサマグナ)」の北端に位置する活断層。
- 長野県を南北に走る神城断層の活動により、活断層が地表に現れる「地表断層」で国道406号線にズレが生じるなどの被害が発生。
活用5安心な宅地選びのポイント
①旧版地形図
安心POINT
地歴を確認。昔から宅地として利用されている旧市街地エリア
②地形区分図
安心POINT
「火山灰台地」などの台地上平坦地など
③判定マップ
安心POINT
近隣の改良工事状況を確認
④土砂災害危険箇所マップ
安心POINT
周囲に土砂災害危険箇所がないことを確認
活用6他にもさまざまな情報がまとめて確認できます
自治体液状化ハザードマップ
災害履歴図
避難所マップ
地盤に関する様々な情報をまとめて確認し、同時に重ね合わせることで複合的な情報が入手できます。